昨日の続きを書きます
土地広告を見るときにチェックしたい項目を
いくつか挙げたいと思います
@価格
土地には消費税が課税されないので、表示されている価格が
総額となります。
A交通
〇〇駅や〇〇バス停から徒歩△△分などと書かれていますが、
徒歩時間は、1分間で80mとして計算され、1分未満は切り上げられ
たりします。ちなみに、信号待ちの時間は含まれません。
B地目
これは、土地の用途を示しています。広告に表示されているのは
登記されている地目です。
宅地の他、田、畑、山林、農地などがあります。
宅地となっている場合でも、建築可能な土地か、しっかり確認が必要です。
C用途地域
12種類に分けられ、市街地の大枠としての土地利用が定められています。
工業専用地域以外は住宅を建てられます。
また、用途地域ごとに、建ぺい率や容積率といった、建物の規模の
制限が定められています。
せっかく条件の良い土地であっても、計画していた建物規模が
大きすぎで、縮小しないと建てられない・・・。
なんて事もあったりしますので要注意です。
D設備
ガスや上下水道など、その土地の供給設備の種類を表示しています。
水道引込み済みで、土地価格とは別に、『水道負担金』が掛かる場合もあります。
E仲介手数料
広告主が、売主や代理の場合は不要です。
仲介手数料は、『購入価格×3.15%+6.3万円(税込)』が
上限として宅地建物取引業法で決められています。
(取引金額が400万円超の場合)
例えば、1000万円の土地ならば、
1000万×3.15%+6.3万=
378,000円となります。
更に、建売販売の場合は、
仮に土地が1000万円、建物本体価格1500万円
消費税755万円とすると、
仲介手数料は、消費税を抜いた2500万円で計算しますので、
上限額は2500万×3.15%+6.3万=
850,500円となります
あくまで上限額ですが、結構大きな金額になりますね
広告の内容だけで判断せずに、気になる情報があれば
必ず自分の目で見て確認するようにしましょう。
土地だけでなく、周辺環境のチェックもお忘れなく
専門家に土地を見てもらえるように、事前に建築の依頼先を
おおよそ決めておくと良いでしょう
当社でも、ご希望の土地に対する規模やプランをご提案する
事が出来ますし、その分、予算も総合的に把握しやすいです。
希望していたプラン形状や広さが建てられなかった。
という事が無い様に、よく検討し、購入しましょう